その後の報告 その2 映画撮影続き 

映画撮影の続き。。

11日は、多和田葉子さんがベルリンに帰国されたため、急きょ現地のおばちゃま2人が呼び出されて、ごぜトリオメンバーチェンジ(^_^;)
お寺の山門で、佐渡おけさの三味線弾き歌い、おばちゃま2人も元気に唱和!後ろの崖から白塗りカップルが転げ落ちて山門に体当たり。。。というわけのわからないシーン。

とうとう雪がちらつく野外で三味線を弾くはめに(+_+)。。多和田さんがベルリンから機内持ち込みで運んでくれた、「破れても壊れても構わない三味線」を使わせてもらった。

古民家での演奏も、隙間風びゅうびゅうで体の芯まで冷え切って思うように演奏できなかったが、野外での風の冷たさは想像を絶するものだった。。。\(◎o◎)/! 寒さで手がしびれて、弾こうにも指が動かない。。や、やっぱりごぜさんや坊様は、はんぱない人たちだ!!!!生き延びるためには、寒いとか手がかじかんで弾けません、なんて「やわ」なことなぞ言ってられないのだな。。



さらなる犠牲者!新ごぜメンバーのご両人。すてきなおばちゃまたちでした!!!!

12日は別のお寺で三味線録音。録音スタジオでなく、音響のいいお寺で録音したほうがよいとのことで(^_^;)。。。映像は全然見ていないのだが、「こんな感じのシーンに合う音楽を」という監督のご要望に合わせ、効果音を含め30曲近く三味線で演奏。藤間貴雅先生にも打楽器演奏、演奏時間計測などで、全面的にご協力をいただいた。
しっかし、、、全曲三味線の音楽による映画ってあり???????





焼肉屋さんの風情に溶け込んでいるドイツ人スタッフさんたち。さすが肉食系。音響スタッフさんはキムチ好き〜!
制作の福澤さん、佐渡で白塗り、俊寛のいでたちで裸足で海岸を走ったそうです。。(^_^;)

この映画、今年9月9日にベルリンのフェスティバルで上映予定。来年2月のベルリン映画祭にも参加するかも〜\(^o^)/