その後の報告 その1 映画撮影など

2010年12月17日「ミュージックパフォーマンスたゆたうた」、おかげさまで、ともかくやりたいことを目いっぱいやりつくして、無事終了しました。
その後ちいたかまめ日記の更新もフェードアウしていましたが、心機一転、リニューアルブログ再開です。

さて、昨年の公演以降、いろいろありましたが、まとめて写真でご報告〜\(^o^)/

12月29日、浅草木馬亭で、ヴァイオリン演歌の福岡詩二先生主催「年忘れ演芸音楽会」参加。
今回は新内端唄小唄俗曲の柳家春ちゃんとデュオで参戦!

オオタスセリさん


山口ともさん

2011年1月4日、New Moon Meeting Vol.14 @渋谷Bar Isshee
bassのシマジマサヒコさん主催のライブ〜!詩人&下北沢飲み屋店主の飯田克明さんとゲスト参加。
投げ銭ライブ」初体験だ〜!!!!
ライブ前、三人で「富士そば」へ。正月から「縁起がいい」感覚が襲ってきた〜)^o^(

おお、客席に中村としまるさんや杉本拓さんが。。


そして1月8日、雪国へ。

南魚沼でベルリンのウルリケ・オッティンガー監督による映画撮影ロケに参加。
北越雪譜」にインスパイアされた作品だそうだ。


着いたそうそう、茅葺の古民家で撮影。

囲炉裏で暖を取っている白塗りのお方。。なんと12月17日公演でお世話になった藤間貴雅先生。この映画のほぼメインキャラクターで、女方の藤間清継さんとカップルという設定。貴先生とは、10年前にグラーツで行われたオッティンガー監督演出の芝居でご一緒してからのご縁。
天井が高くて部屋がだだっ広い古民家は、隙間風がびゅんびゅん吹いていて寒いどころの騒ぎではない。。ホッカイロをべたべた貼っても全然効かないのだ。いったん炬燵に入ったらもう出れないじょ。そんな中、台所から現れてお酒を注ぐ演技をしろだの三味線を弾けだの。。(^_^;)


シルバーヘアのオッティンガー監督。ドイツの女流監督としては三本指に入る重鎮らしい。

翌9日は、同じ古民家で、撮影の最後に三味線の音の別取り。とはいえ、手がしびれるように凍ってしまい、ちゃんと演奏できない。昔の三味線名人は寒稽古というのをしたそうだが、わたしには無理〜\(◎o◎)/!

10日は木造の体育館脇の空き地でメインキャラカップル2人の死の道行と、2人が残した赤ん坊をごぜさん3人が見つけるシーン撮影。

派手な頭巾を被っているのは、芥川賞はじめ名だたる文学賞総ナメの小説家、多和田葉子女史。オッティンガーの友人であり、この作品のドラマタークのような役割も担う。ついでに映画も出演させられて。。。もう一人のごぜさんは地元の方だ。まん中は、ベルリンから遊びに来ている多和田さんのお友達。

目が見えない設定で、必死で三味線を抱え、足元が悪すぎる雪道を3人手に手を取り合いながら進む、それだけでも普通の状態ではないのだが。。お母さんから引き離された赤ちゃんが雪道に放置され、悲鳴のように泣き叫ぶ極限状態の中で進む撮影。。思わず涙があふれてしまった。しかも2人の白塗りの男女が雪中に埋もれて死んでいる。。(^_^;)

巻き込まれた犠牲者くん

映画の撮影って、本当に「インヒューマン」。。

つづく