シューミー先生のジャズボーカルレッスン２

この方がジャズ弾き語りの名手、宅シューミー朱美先生。猫ちゃん好きでも有名。

両親ともジャズ奏者、宅孝二氏が養父という特別な環境で生まれるべくして生まれた天才だ。

宅孝二氏は、幼少から三味線、能のお仕舞いを嗜み、義太夫好き、戦前にフランスへピアノ留学（超エリート！）、帰国後今のお茶大勤務、戦後は東京藝大ピアノ科勤務。なのに６０歳過ぎてジャズピアノに開眼し、ジャズバーでの演奏に没頭、ピアノ曲や歌曲の作曲の傍ら、映画音楽は森繁の社長シリーズなど５０本以上作曲、、というものっすごくイカシタ音楽家。

ジャズピアニストの藤井郷子さんや南博さんも宅先生のお弟子さんだったそうだ。

観世流師範だったおばあさまの影響だそうで、シューミーさんも即興演奏の時は突然謡曲だか詩吟のような声を発せられる。
ジャズやボサノヴァ歌う時はあんなに「本格欧米化」なのに。。。
世の中にはすごい人がいるもんだ。。。。

シューミー先生とお弟子さんの花岡さん。

このあと、新しく作ってもらっているパペットの原型を見に、人形美術の枝松さんの作業場へ。
できあがりが楽しみ〜＼(^o^)／