韓国全州のソリフェスティバル〜!!

きゃ〜ヽ(^o^)丿
コムンゴのユーン・ジャンにお呼ばれして、
韓国南部の古都全州(Chonju)のソリフェスティバル http://www.sorifestival.com/
オープニングコンサートに参加。

金浦空港から高速バスで3時間半!!!空港ピックアップから早稲田大学留学から帰ったばかりのイケメンボランティアくんにずっと付き添っていただきました〜ヽ(^o^)丿

日本語ペラペラ、人なつこく性格もきわめてよい!ただいま就活中で、日本の某芸能系マスメディア韓国支部への就職を狙っているらしい。「よせばいいのに」なんて言えないので黙ってましたが心配(^_^;)。。日本語ができるので、兵役は多少優遇措置があったそうです。いまどきの学生はほんと話してると面白い!!

翌日の朝、ホテルの部屋からの眺め。古い街並みを保存しながら学生の街という顔も持つ。

会場は新しく建設されたMoak Hall, Sori Arts Center of Jeollabuk-do
でかい!!
今回は昨年韓国デビューしたEastrioのうち、NYのミン・シャオフェンが来韓できず、代わりに北京から中国琵琶のチェン・ユーユー嬢が参加。

食堂にて、カンテファンさんと同じテーブルでランチ!!!!

しかしながら、お食事中に失礼かと思い、写真はなし。。。(~_~;)

韓国ではやっている「フュージョン国楽」(^_^;)のまさに王道を行くようなオープニングコンサートで、われわれ3人はフュージョンバンドと共演する羽目に。。(^_^;)

相変わらず美しいユーンジャン女史と北京から来たユーユー嬢。

ユーユー嬢は、中国音楽院で若くして講師をしているのだが、つけまつげバッサバサ、衣装はお姫様のような裾を引きずったタイプのローブデコルテドレス、携帯自撮りで何回もメークとヘアを入念にチェックしまくり。。(^_^;)。。いまどきの中国の女子は日本の女子と同じ「姫」文化なのね(^_^;)。。


まさにフュージョン国楽!民俗楽器とフュージョンバンドでジャズ風アンサンブルしてはるわ〜(^_^;)。これは民俗楽器のソロ回し(^_^;)の部分ですね。(^_^;)。。



ブロードウェイミュージカル韓国版のミュージカルスターのバックにもなぜか民俗楽器アンサンブル。日本の紅白歌合戦のようです。(^_^;)。。


最後は今売れっこのラップスター+ヒップホップダンサーのステージ(^_^;)
サングラスくんがそのラップスターらしい。。

伝統的な国楽やパンソリの名人の演奏のバックにも、なぜかフュージョンバンドが(^_^;)。。
そのほか、韓国のコンテンポラリーダンスカンパニー、有名フォーク歌手(加藤登紀子みたいな感じ?)、はては子供たちのバレー団、韓国でもっとも有名なオーディション番組で優勝した売り出し中の女性ボーカリストなど、「なんじゃこりゃ〜」のラインナップ!

カーテンコールはこんな感じ。。

今年からプロデューサーさんがコマーシャリズムを意識した内容に激変させたとのことだ
が、ここまで、いろんな音楽を混ぜこぜにしてよいのか??という疑問が。。(^_^;)。。
チケットはソルドアウトだったそうです。。。

コンサート後は、スポンサーの大銀行のだだっ広いロビーでレセプション。。いやはや、韓国はまだまだ景気が右肩上がりなのだな。。
上品な老夫婦に話しかけられ、「あなたの演奏よかったですよ〜」と褒められ、うれしい気持ちに。。

とはいえ、レセプションは早々に切り上げ、打ち上げ会場のマッコリplaceに移動。


右側が、日本のどこかの芸人さんみたいな懐かしい顔立ちのフュージョンバンドのバンマスさん=今日のコンサートの音楽監督さん。


しかーし!!!!!

ただのフュージョンバンドかと思ったら、その実態はなんと、ドイツと韓国にしかないと言われているフリーインプロヴィゼーションバンドだったことが判明!!今回はこのフェスのために、かのバンマスさんがわざわざフュージョン音楽を作曲したとのことでした。。どうりで、宮廷音楽の歌手との共演の際、カンテファンさん張りのサックスソロが聞こえてたもんな。。(^_^;)


真ん中が、総合プロデューサーさん。「私は日本語少ししかできません」「お疲れ様でした」などと知っている日本語を繰り出しては喜んでるようなおちゃめな感じの人。これまた懐かしい日本の芸人さん、ぴんから兄弟みたいな顔立ち。。(^_^;)。。
クラリネットを専攻していたが、サムルノリに出会ってから、母国の民族音楽に目覚めたという。


バンドのメンバーさんたち!

ユーンジャン女史のとなりにいる唯一の西洋人(差別的?)マーティンは、オランダの民族音楽フェスティバルのプロデューサー。
クラシック音楽の有名な演奏家だった父親に厳しくしつけられ、反抗してパンクロック〜現代音楽〜民族音楽に走ったそうな。東洋への憧れが異様に強く、「これからは東洋の音楽からムーブメントが起こる!!」「韓国の美女と結婚するのが僕の夢」などと3時間くらい力説してはった。。。(^_^;)。。

「咲いていたお花を切り取って花瓶に生けて鑑賞しても、その花はすぐに萎れてしまう。フュージョン音楽はそういう音楽なのだ。。。」という問題は、非欧米各国の大きな問題なのですが、まあだからといってこのようなプロセスを「いけない」とか「間違ってる」と頭ごなしに言っても仕方ないよねえ。。

それにしても、これだけなんでも混ぜてしまう「ビビンパ」的国民性ってのも、すさまじいものがある。。